みなさん、こんにちは。Yabusame Technology です。
今回は、来年出場する2026 FTC のゲームのルールについてお伝えします!
FTC競技のルールブックはすべて英語で書かれており、150ページ以上にわたります。
ここでは、来年のゲームのルールを日本語で簡単に紹介します。
2026 FIRST Tech Challenge “DECODE”

今年のFTCのテーマはDECODEです。
FTCでは、FRCと同様に毎年異なるルールが作成されます。今年は、世界の遺産などに関連したミッションを解き明かすゲームとなっております。
では、詳しくルールを見ていきましょう。
今年のルール
FTC 33757
Yabusame Technology
では、ゲームエリア、試合の流れ、得点 に沿って「DECODE」を見ていきましょう。
ゲームエリア


今年のゲームエリアは上の写真のような形状になっています。
フィールドの大きさ
フィールドの大きさは正方形で、縦横は144in(365.75cm)ずつになっています。
また、それらは36個のタイルで構成されています。
試合中、チームメンバーは「Alliance Area」(243.85cm × 137.15cm)と呼ばれるゾーンに入り、ロボットにボールを入れたり、操作したりします。
・タイルの中には「Base Zone – Red」「Base Zone – Blue」があり、ロボット一大がやっと入れるほどの大きさの枠が描かれています。チームは、終了時にそれぞれのチームの色の「Base Zone」にロボットを移動させることで、追加のポイントを獲得することができます。
・また、「Loading Zone」では、ロボットを移動させ、人間の手でロボットにカラーボールを装填することができます。

ボール
競技用のボール3個で1セットになって置かれ、フィールド内に3セット、「Loading Zone」内に1セット、チームごとに2セット設置されます。
ボールのセットは紫色が2個、黄緑色が1個で構成され、並べられる順番は不規則です。
ほぼ全ての得点はボールを投げ入れることによって得ることができ、そのような意味でボールの扱いは非常に重要となってきます。

FTCのゲームエリアはFRCに比べ、ロボットに比例して小さく、ゲーム全体を見通しやすい点が特徴です。
ラウンドの流れ
ラウンドは2つのチームから構成される「Alliance」同士が戦い、ポイントの高いチームの勝利となります。試合時間は1ラウンド 2分30秒 間です。

試合の際は上記のように、ランダムに割り当てられた2チームが1つの「Alliance」として戦います。
では、実際の流れを詳しく見ていきましょう。
①試合開始!
②最初の30秒間はロボットは自動で走行し、人の手による操縦はできません。
③30秒がすぎると、人の手による操縦ができます。ロボットを操縦してボールを集め、集めたボールを
発射するなどしてゴールに入れます。
④ラウンドが終了するまでに、ロボットは自分のAllianceの「Base Zone」に戻らなければなりません。
ゾーンにきちんと入れたかどうかなどで加点が行われます。
⑤開始から2分30秒後、試合終了。
⑥ラウンド終了後、勝ったチームの方にはランキングポイントが加点され、次のラウンドに進むことができます。
試合はとても短く、すぐに決着がつく点が特徴です。
得点方法
得点方法は大きく分けて下の3種類があります。ボールを用いた得点が主となります。
1 , ボールをゴールに順番に入れる

ボールの並べるべき順番を示したQRコードは上の写真のような構造物に記載されています。
このQRコードをロボットが認識して自動でボールの並び順を変え、ゴールに投げ入れるのもいいですし、人間の目で確認し。「Loading Zone」でロボットにボールを順番どおりに人力で挿入し、ゴールに投げ入れるのもいいとされています。
この構造物はラウンドごとに審判によってランダムに向きが変更されます。つまり、毎試合異なるQRコードが使用され、指定される色の順番も変更されるということになります。

上の写真は「GOAL」を示しています。この「GOAL」の上部にボールを投げ込むことで、ポイントを獲得することができます。

上の写真のように、ゴール内部は放出口と繋がりに繋がっておりゴールに入ったボールは鉄パイプの放出口を通って「Gate」と呼ばれる出口でつっかえます。

このゲートはボールを12個まで蓄えることができ、それ以上のボールがゴールに放り込まれると、蓄えられているボールの上を通って放出口の外に流されていきます。
ロボットはこのゲートを構造で押し込むことで、放出口に蓄えられたボールはフィールド内に放出されます。


得点は ・ボールをゴールに投げ入れる(「ARTIFACTS」):1個につき3点
・ボールをゴールに入れるが、放出校の外に
流れ出てしまう。(「OVERFLOW ARTIFACTS」 :1個につき1点
・ラウンド終了後、指定された色の順番と同じ
順番でボールをゴールに入れることができた。:1個につき2点
・放出口をチームで協力しボールで埋めること
ができた。 :1回につき1ランキングポイント

上の写真ようにボールが投げ込まれた場合、指定された色と色が同じボールは5箇所あるため、獲得ポイントは10点となります。
いずれの得点方法についても、ボールを順番通りに、正確にゴールに投げ入れることが重要となります。
前述の通り、ほぼすべての得点はボールを用いて行います。
ボールの他にも、ロボット自体を操作してポイントを獲得することもできます。
2 , ロボットを指定場所に移動させる

ロボットは、ラウンドの終了までに自分のAllianceの色の「Base Zone」に戻らなければなりません。「Base Zone」の大きさは、縦横約45cm程であり、ロボット一台がやっと収まるほどの大きさです。
得点は ・ラウンドが終了したときに、ロボットの一部が
「Base Zone」の上にある。 :5点
・ラウンドが終了したときに、ロボットの
すべてが「Base Zone」の上にある。 :10点
・ラウンドが終了したときに、「Alliance」
(自分のチーム)のロボット2機体が両方とも、
機体のすべてが「Base Zone」の上にある。 :10ボーナスポイント
最後のポイントの獲得は大変困難ですが、獲得できれば相手チームに大きな差をつけることができます。下の写真は参考となるロボットの駐車方法となります。「Base Zone」の大きさはロボットが1台止まれるほどであるため、いかに難しいかがわかります。

ここまで紹介した得点獲得方法が主となりますが、下の方法でもポイントを獲得することができます。
3, ロボットを自動的に操縦する・ラウンドに勝つ
・ラウンド終了の際に、ロボットは自分のチームの「Base Zone」に戻っておく必要がありま
すが、その際に人間の手を用いた操縦ではなく、ロボット自身による自動的な操縦で戻って
きた場合、1ランキングポイントを獲得することができます。
・ラウンド終了時に最も多くのポイントを得た「Alliance」は、ラウンドに勝利したとして、
3ランキングポイントを獲得することができます。
以上がFTC 2026 のゲームルールの大まかな説明になります。去年の大会と比べてルールが大きく変わりましたが、頑張って活動し、いいロボットを作り上げたいと思っています。
今私たちが考えているロボット案については、追って掲載できれば幸いです。また、チームの活動状況や進捗状況についてもこのブログで配信していきますので、ぜひ見てください。
ここまで見ていただき本当にありがとうございました。
出典:特別な記載がない限り、https://ftc-resources.firstinspires.org/ftc/game/manual より
詳しくはこちらのページをご参照ください。(英語のページに遷移いたします。)
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