みなさん、こんにちは!
今回は、今年のゲームのルールについてお伝えしていきます!
FRC競技のルールブックはすべて英語で書かれており、100ページ以上にもわたります。
ここでは、今年のゲームのルールを簡潔に日本語で解説します。
2025 REEFSCAPE

FRCでは毎年異なるテーマの下でルールが作成されます(昨年は音楽でした)。
今回のテーマはREEFSCAPEです!
海の中をイメージした競技内容となっており、用いる競技道具はAlgae、Coral、Cageの2つです。
ルール
バレーボールコート一面ほどあるフィールドで、2つの“Alliance”が戦います。1つの“Alliance”は3チームで構成されるため、3チーム対3チームで戦うことになります。
試合時間は2分30秒であり、そのうち最初の15秒間はプログラミングによる自動制御、その後は人間によるマニュアル操作が可能となります。その2分30秒で多くの点数を獲得した“Alliance”が勝利となります。
今年は得点の仕方がAlgae・Coral・Bargeの何を使うかで主に3つあります。
以下でそれぞれについて説明していきます!

Algae
「藻」を模したこの緑色のボールですが、直径は40㎝ほどあり、見た目とは反して結構重いです。
1試合につき、計12個のAlgaeがReefと呼ばれる中央の枝状の構造物、また他に6個のAlgaeがDrive Station(マニュアル操作をする場所)の前に設置されています。

AlgaeをReefから回収し、その後計2か所あるProcessorの中に転がすことで、6点を得ることができます。また、その後、Human Playerと呼ばれる人がフィールド中央の上のNetにAlgaeを投げ入れることで点数を取ることもできます。

Coral
「サンゴ」を模した筒は800gほどの重量があり、塩化ビニル管のようなものとなっています。
Algaeのように個数に制限はなく、Coral Stationと呼ばれる場所からいくつでも取ってくることができます。
Coral Stationから取ってきた後、Reef(中央の枝状構造物)に配置することで得点できますが、Reefのどこに置くかによって点数が変わります。一番下は2点、一番上だと5点を獲得できます。

Cage
フィールドの中央にあるCageは格子状の構造をしています。
低く設置されているものから高いものまであり、試合の終了後、そのうち一つにぶら下がっていることで点数を得ることができます。
ロボットは重量が50㎏ほどあるため、ぶら下がるにあたって丈夫な構造や正しいモーターの出力などが必要となります。

ゲーム終了後、より多くの点数を獲得した“Alliance”が勝利となりますが、その中でも特に勝利に貢献したチームは決勝に進むために有利となるポイントが与えられます。
このようにFRCのルールは得点の仕方がたくさんあり、複雑です。
アライアンスの仕組みや他の得点の仕方など、まだ解説しきれていない部分がありますので、ご興味あればゲームマニュアルをお読み下さい。また、以下の動画で分かりやすく解説されているので、動画もぜひご覧ください!
今後もチームの活動の様子を更新していきますので、よろしくお願いします!
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